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以前、通っていた職業訓練校でその時学んでいた電気系での就職を考えていた際、
「普段自分達が何気なく使っている商業施設等の電気設備点検をする」という仕事内容に興味を持ったのがきっかけです。
業界自体もコロナの影響を受けにくく、毎年安定して仕事があるというのも魅力的でした。

保護継電器の試験というのが主な仕事内容です。
保護継電器とは、電気設備を守るための設備の一つで、設備を守れる機能や状態を有しているか確認する試験を行っています。
他にも、古い機器を新しく変える部品交換やそれに伴った改造工事を担当することもあります。
日々色んな現場へ行くので、その場所や設備に合わせた点検を意識して作業しています。

技術的な仕事なので、職人気質な人が多くてみんな怖いのかと思っていたら、そんなことはなく、どの先輩方もとても優しいです。
わからないことは理解出来るまで教えてもらえるし、困った時はすぐ助けてくれます。
入社してから研修期間中にベテランの方からミナミでの仕事内容について丁寧に教育してもらえるので、
安心して現場に出ることが出来たのも良い所だと思います。

教育期間や教育資料をしっかり設けていることです。
研修期間中は社内で点検について教えてもらえるのと、実際に現場で点検の様子を見学でき、勉強した内容と実際の点検とのイメージが結びつけやすいと思います。社外での講習もあるので、事前に知識をつける機会が多くてありがたかったです。

現場で行った場所をプライベートで利用した時にやりがいを感じます。
商業施設であれば、多くの人が利用しているのを目の当たりにして、自分達が点検している場所は「これだけの人が利用しているんだ」と、誇らしさとやりがいを感じるのと同時に、仕事の大切さを改めて感じることができます。

まだまだ経験も少なく、知識や技術も足りないことが多いので先輩方から学ぶのは勿論、自分から興味を持ち、
学ぶ姿勢を常に持って社員の手本となる存在になれるように努力していきます。
また「この人がいるなら安心して出来る・任せられる」と周りの人や会社、お客様からも信頼を得られる人になれたらと思います。

現場で先輩や上長から任せてもらえることが増えたことが一番実感します。
昨年出来なかったことや分からなかったことが理解出来るようになって、先輩方から任せてもらえるので、
自分がレベルアップしたのがとても感じることが出来ます。

自分達はお客様が設備を安心して使えるよう点検するのが仕事です。
例えるなら自分達は医者のような立ち位置になります。危なくて不安な信用出来ない医者には見て欲しくないと誰でも思うはずです。
そうならない為に、設備を壊すことなく安全で丁寧な作業、挨拶やお客様とのコミュニケーション、漏れやミスのない報告書の作成など、
どの現場でも心がけています。

新しく出来た機器は取説を読み込み、社内にて点検の練習をするなど、いち早く自分の知識として取り込むようにしています。
昔の古い機器も現場では数多くあるので、新しい機器が前と違ってどう更新したのか先輩から教わり、
自分でも考察するよう心がけています。